昨年から市の療育には通っていましたが、年少になってから初の療育に参加してきました。
昨年は親子教室みたいに親子で楽しく遊びましょうみたいな内容で、頻度も月1だったので正直為になっているかもよくわからなかったです。
しかし、今年から始まる集団療育は月に2回行ってもらえるのと、親子参加ではなくて子どもが療育をしている様子を親は後ろの方から見学するという内容だということなので、療育っぽい内容をしてもらえるのかなと期待していました。
しかも今年から建物が新しくなり、場所も家から徒歩3分ぐらいの距離になり、めちゃくちゃ通いやすくなったのです。
そして療育初参加の日、息子には前々から「あそこの建物で遊びにいくよ」と話しておいたので、当日もスムーズに家を出発することができました。
建物は以前はなんとなく薄暗い施設でしたが、新しくなったからか全体が明るい感じになりよかったです。
案内された場所に向かうと、絵本などがおいてあるロビーで時間まで本を読んだりしながら待機していました。
待機時間に先生たちが話しかけてくれて、息子の近況などについて少しお話することができました。
親子教室の時に担当してくれていた先生もいたので息子も私もなんだか安心することができました。
時間になって別の部屋に案内されると、部屋の入り口から子どもは先生たちにお願いして、親は部屋の後ろのパイプ椅子に座って待機。
子どもたちは先生と一緒に出席カードにシールを貼り、靴と靴下を脱いで、荷物を荷物入れに入れて部屋に入ります。
親子教室では基本的に先生は補助的な感じで、出席カードにシールを貼るのも親の役目という感じだったのでなんだか新鮮でした。
部屋にはトランポリンや滑り台などの遊具が用意されていて、子ども達が各々好きな物を選んで遊び始めました。
子どもたちが遊んでいる間にリーダーの先生が今日の活動について説明してくれました。
最初に遊具で遊ぶ時間は活動が始まるまでのウォーミングアップの時間でだいたい10分間ぐらい遊んだら、はじまりの会が始まるようです。
ウォーミングアップ→はじまりの会→手遊び→主活動→おたのしみ→帰りの会(全体で1時間ぐらい)という流れで、それぞれの活動のねらいなどをまとめたプリントを見せてくれて、詳しく話してくれました。
私が求めていたTHE療育という感じの内容で、去年と比べてクオリティの高さに驚きました。
それぞれの活動の説明も子ども達にわかりやすいように、今は何の時間なのか絵で示したマグネットが貼ってあったり、活動が終わるごとにマグネットをしまったり、どこに立てばいいかなどマークがあったりなど、細かい配慮を感じました。家庭でも参考にしたいです。
今日の主活動はアンパンマンの顔の工作でした。両面テープでパーツを貼ったり、顔を書いたりなどをしていました。
材料が欲しいときに「ください」と言えたり、手伝って欲しい時に「手伝ってください」と言えることもねらいのひとつのようで、その言葉が出るように先生たちがうまく促してくれていました。
あと活動の流れを毎回同じにしているので、おたのしみが終わったら帰れるなど、子ども達が見通しを持てるようにするねらいがあるようです。
なるほど、大人でも先の流れが分かっている方が安心できるもんね。
活動が終わると、親だけが先に廊下に出てリーダーの先生が今日のまとめを話してくれました。毎回こうやって振り返ってくれるのは親としてとてもありがたいです。
帰りはもう終了と同時に早く帰りましょうオーラが漂っていて、そこは慌ただしい感じでした(笑)相談したいことがあったら、先生をえいっと捕まえなくてはいけない感じですね。
息子はというと、とっても楽しかったようです。
活動にもよく参加できていたし、私も集団での姿を客観的に観察することができて、こんなことできるんだとか、逆にこんなにできなかったんだとかいろいろ気づきになってよかったです。
市の療育、内容が充実していて毎週行きたいぐらいです。懇談会などもあるようなので楽しみです。
次の記事→幼稚園年少保育参観(春)
前の記事→障害児親にはつらい?幼稚園親子遠足
コメント