ショクダイオオコンニャクという植物を知っていますか?
ショクダイオオコンニャクとは世界最大の花でインドネシアのスマトラ島に生息する植物です。
その花は名前の通り燭台のような形をしていて、その高さは3mになるものもあるのだとか!
しかも花は毎年咲くわけではなく、数年に1度!しかも花が咲いている期間も2~3日と短く、なかなか見ることができない貴重な花なのです。
その貴重な花が神代植物公園で開花したという情報を聞きつけ、さっそく見にいってきました。

植物マニアの息子も大喜び!
神代植物公園ショクダイオオコンニャク開花情報はどうやってわかる?
公式ホームページかXの公式アカウントで情報が発信されます。特にXの場合、リアルタイムの情報を見ることができるのでおすすめです。
しかし自然のものなのでいつ咲くかがわからず、咲きそうで咲かない状況が続いていたため、まさにショクダイオオコンニャクに予定を握られている感覚でした(笑)
息子も「絶対みたい!」と涙目になるくらいの熱量だったので、親の私は数日間Xと睨めっ子の日々でした(汗)
夜間開園や臨時開園もある
ショクダイオオコンニャクの開花は一大イベントなので、夜間公開があったり、開花日が休園日の場合は臨時開園があったりもします。
夜間公開や臨時開園があるかなどは、開花時間で決まるようなので詳しくは公式HPでチェックしてください。
私が見に行った時は、15時ぐらいに開花したためその日の夜間公開が決まりました。だいたい16時頃までに開花するかを基準として判断するようです。
職員も落ち着かなさそうですよね・・。
夜間公開ではショクダイオオコンニャクの匂いが嗅げる
ショクダイオオコンニャクは世界一臭い植物としてギネスブックに登録されているのだとか。
臭い理由はハエに花粉を運んでもらうために、ハエが好むような臭い匂いを発するようです。
しかし、その匂いは開花日の当日の夜しか発生しないらしい。なのでぜひともその貴重な体験をしてみたく、息子を連れて夜間公開へ行ってきました!
夜間公開の混雑具合は?
夜間公開は17時からで19時30分が最終入園。
私たちは18時半ぐらいに入口に到着しましたが、雨だったにも関わらず結構な人出でした。
チケットを買うのに10分ぐらいで、入園しても入園を待つ長い列が温室まで続いていて、温室に入ってもまた中で並んで、結局ショクダイオオコンニャクの姿が見れるまで1時間近くかかりました。
ちなみにチケット購入は現金のみなので注意しましょう!

18時半に入園にして見終わって出口に辿り着いたのが19時40分ぐらいでしたが、私たちが出る頃には入口に駐車場の方まで続く長い列ができていて驚きました。
遅い時間の方が混んでくるようです。
駐車場の混雑状況は?
私たちは車で向かったのもあって駐車場が空いているか心配でしたが、すんなり入ることができました。
というのも夜間公開で見れる場所が限られているせいか、みんなショクダイオオコンニャクを見たらさっさと帰るために駐車場の入れ替わりのテンポがよかったようです。
昼間の公開だったらもっと混んでいそうです・・。
園の前にはバス停もあり、バスで来ている人もたくさんいましたがバスも結構混雑していそうでした。タクシーで来ている人もいました。
いざショクダイオオコンニャクとご対面
長い長い列を並びいざショクダイオオコンニャクとご対面!
ショクダイオオコンニャクが展示されいるフロアに足を踏み入れると、結構広いにも関わらず匂ってきました!
気になるその匂いはというと、遠くの方から香ってきた匂いはたくあん、近づくに連れて真夏の匂いが籠った公衆トイレのような匂いのようでした。
花の目の前に来たときは結構なトイレ臭でしたが、その場にいられないほど強烈というほどでもなく、「臭いな~」という程度でした。
そして花はやっぱり大迫力で神々しくて、一生のうちに見れてよかったです。なにより約束通り息子に見せてあげることができてよかった。
列に沿って進むために、立ち止まってゆっくりみることはできませんでしたが、一目見ることができただけでも貴重な体験でした。


ちなみにショクダイオオコンニャクを見終わった後に温室の他の植物も少し見ることができるのですが、明かりが暗くてジャングルにいるようで、夜の植物園ってなんかわくわくしました。
いつ開花するかもわからないので予定を立てるのはなかなか大変でしたが、行けてよかったです。
次の開花は何年後かな♪
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