今までひらがなに関しては小学校に入るまでになんとかなればいいかなと、あまり焦ってはいなかった私ですが、年中になり文字ワークは始まるとかでもうこの歳だとひらがな読めていないとやばいかな(;’∀’)とぼちぼちひらがな読みの練習を開始することになりました。
幼稚園に通う前の3歳頃から、ひらがなポスターを貼ってみたり、言葉遊びのおもちゃを買ってみたりはしていたのですが、あまりひらがなに興味を示さない状態が1年ぐらい続いていました。
個人療育でも年少の冬ぐらいから、少しずつひらがなを読む練習も取り入れてもらっていたものの、特に進展はありませんでした。
そんな状態が長く続いていたのですが、年中になって突然ひらがなに興味を持ち始めました!まだ全てのひらがながすらすら読めるわけではありませんが、興味を持ち始めて1か月ぐらいで半分ぐらいは読めるようになったような気がします。
今回は私が息子に実際に試してみた方法などを紹介していきます!
あくまでも息子に試してみたものの紹介であり、これをやったからひらがなが読めるようになるというわけではないので、参考程度に見ていただければ幸いです。
ひらがな表は子どもが興味のあるものを使う
ひらがな表は息子が興味があるものを題材にしたものを使用しました。そうしないとそもそも興味を持ってくれないので(汗)
当時息子はポケモンが大好きだったので、ポケモンのあいうえお表を自作しました。お風呂にも貼っていて、息子が興味を持ったときを見計らって一緒に読んでいました。
あいうえお表もいろいろなジャンルのものがあるようなので、それぞれに合ったものが見つかるといいですよね。

あひるの「あ」いちごの「い」など声に出す
まずは、あひるの「あ」、いちごの「い」などのように、言葉と文字が連動していることを知ることから始めました。
うちはポケモンだったので、アチャモの「あ」、イーブイの「い」だよなどと、聞いてくれそうなタイミングを見計らって教えていました。
しだいに「この字はなに?」と聞くと、文字の下のポケモンの絵を見て「あ」「い」などと答えられるようになりました。
自分の名前を書いたものを貼っておく
やはり自分の名前のひらがなは覚えて欲しかったので、ひらがなで息子の名前を大きく書いて見えるところに貼っておきました。
あとは言葉はいくつもの文字が組み合わさってできていることも認識して欲しかったので、紙に書いた息子の名前の文字を1文字ずつばらばらにして、裏にマグネットシートを貼ってホワイトボードなどに貼り付けていました。
時々わざと文字を並べ替えたりして、「たなか」が「かなた」になったよ!などと言って遊ぶと結構喜んでいました。
※息子の名前は田中ではありません笑
絵のないマグネット式あいうえお表をつくる
我が家の場合、絵付きのあいうえお表期間が長かったためか「この字はなに」と絵を隠しながら聞くと全く答えられず、絵頼みになっていました。
療育の先生に相談したところ、そろそろ絵のないあいうえお表にしてもいいかもしれないということでマグネットタイプのあいうえお表を自作しました。
自作と言ってもダイソーに売っていた無地のあいうえおカードの裏にマグネットシートを貼り、壁に貼りつけるタイプのホワイトボードを購入し貼っただけです。
この壁にはるタイプのホワイトボードがなかなかの優れもので、壁を傷つけることなくしっかり固定することができて全く剥がれてきません。あとホワイトボードマーカーで書いたり消したりできるのもいいです。
ひらがなを覚えた後もカタカナや時計などに貼りかえれば、いろいろなものにも代用できそうです。
ひらがなを1文字ずつマグネットに貼り付けることにより、付けたり外したりが簡単になり、並べ替えて言葉をつくる遊びや、どっちが「あ」?などと比べたりもしやすいのでよかったです。

ひらがなのマッチングを行う
これは療育で先生から教えてもらったのですが、写真のように書いてある言葉と同じシールを選んで、下の枠に1文字ずつ貼っていきました。
シールは100均などで売っている無地の丸シールにペンで文字を書くだけなので、手軽です。
枠で分けることによって、何文字のひらがなでできているかなど認識しやすくなるようです。
息子はきのこが好きなのできのこの写真でやってくれました。
このマッチングが結構楽しかったようで、何枚も意欲的に取り組んでいてびっくりしました。思い返せばこのマッチングをきっかけにして、ひらがなに対する興味がめきめきと伸びていったような気がします。

粘土でひらがなをつくる
写真のように100均などに売っているひらがなカードの上に、自分で粘土で作ったものを重ねてひらがなを覚えるという方法もあるようです。
粘土が好きな子にはヒットしそうですね。

赤ちゃん向けの絵本を読んでみる
家にまだ赤ちゃん向けの本が残っていて、息子も未だに気に入っていたので時々一緒に読むようにしました。
読んでいるときに「これはなんてかいてある?」と質問するようしました。
赤ちゃん向けの絵本なので、短くて同じことばの繰り返しのものが多いので読みやすいかなと思います。
うちの息子は「ねないこだれだ」「おべんとうバス」などを気にいって読んでいます。
かるたで遊んでみる
はじめてカルタを買ってみるととても喜んでいました。
うちは「ぐりとぐら」のカルタを買ったのですが、文章が韻を踏んでいたり、絵が文章の内容とあっているのがよかったのか、とても興味をもって何度も取り組んでくれました。
絵柄もとっても可愛いのでおすすめです。
私が読んで息子が取るという感じなので、全く勝負にはなっていませんが文字の練習としてはいいかなと思います。
子どもがどれだけひらがなを読めているかの確認にもなります。
さいごに
ひらがなに関しては息子が2歳代の頃からあいうえお関連の絵本などを買って意識してきたつもりでしたが、あいうえお表を壁に貼って特に何も進展がない期間がすごく長かったような気がします。
結局は早くから始めても本人が興味を持たなければ意味がないのだなと痛感しました。逆にひらがなを覚える意欲が出てき始めてから、覚えるまでは結構早かったです。
なので本人が少しでも「これはなんて読むの?」などと文字に興味を持った瞬間を逃さずに、一歩づつ進んでいきました。
この経験が少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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