前回の発達検査は息子が2歳8か月頃に行いました。
市の発達検査は前回の検査から1年後に受けられるようなので、4歳になった頃に再び発達検査の予約を入れました。
前回の発達検査の様子はこちらの記事に書いてあります。
検査が行われる場所は、市の集団療育に通っている場所と同じ建物です。
今年から場所が移転したので前回とは違う場所で検査を行います。
受付を済まして待合室に通されると、息子が突然うんちに行きたいという(汗)
少し焦ったけど、検査の前にすっきりしてよかったね。
前回の検査の時は夫も一緒でしたが、今回は私一人です。気持ち的にも前回は本当に不安と緊張でいっぱいでしたが、二回目なので検査の流れもだいたい分かっていることと、障害に対する受け入れもだいぶできるようになっていたので、親の心理状態は全然違いました。
息子も特に緊張している様子はなく、落ち着いて待っていました。
しばらくすると前回の検査のときと同じ心理士さんが呼びにきました。
部屋に通されて、軽く談笑をしたあとにすぐに検査が始まりました。
滑り出しは順調だったものの、途中息子が「ポケモンクイズがいい!」と駄々をこね始めたことをきっかけにどんどん崩れていき、まともに検査を受けることができなくなりました。
前回クリアできたことさえもできなくなり、明らかに家や療育ではできている質問にも答えなかったり、ふざけた回答をしたりなど、私もイライラ・・。
1年に1回しかできない検査なのになんじゃこりゃ!(涙)
結果はDQは前回は81だったのに対し、54と大幅に下がってしまったのです。
心理士さんも今回の結果は参考程度に受け止めるようにと言われました。心理士さんもこの結果が全てだとは思っていないと言ってくれたのは救いでした。
そして今までいろんな子どもを見てきたけど、息子はとても不安が強いタイプだねということを言われました。
多分前回の検査はまだ小さかったこともあって、わけもわからず何となくできてしまった部分も多かったけど、今回は4歳ということもあってやりたくない気持ちや、不安な気持ちなどが出てしまったことも影響しているのではということでした。
不安を解消するためには見通しをたてることが大事らしく、今日の検査もどんなことをどのぐらいの時間行うかの見通しやイメージがついていなかったのもあり、その不安から関係ない話をしたり、質問に応えないなどの行動が見られたのではということです。
検査に関係のないポケモンの話を持ち出してきたのも、自分のホーム(息子の場合だとポケモン)の話を持ち出すことで、安心しようとしているというのが心理士さんの見解でした。
不安が強いのは赤ちゃんの時からそうでしたが、不安からおしゃべりがくるというのは目からうろこでした。
確かに大人でも緊張状態の時は自分の中で落ち着けるものを頭に思い浮かべて、緊張を和らげようとうするもんね。息子の場合はそれがポケモンで、さらに口に出してしまうって感じかな。
なので言語力や理解力が発達して、時間の概念なども持てるようになることが見通しを持てることに繋がり、それが不安解消になるということです。
見通しを立てられるようになれば、来年の検査はもう少し落ち着いて受けられるかもしれない。
家では軽い声掛けとかはするようにはしていましたが、そこまでがっつり見通しを意識したことはなかったので、これを機に絵カードや写真、動画などを使って見通しを立てる練習をしていこうかなと思いました。
あと最近息子には知的な遅れがあるのか気になっていたので、DQと知的な遅れの相関性について質問してみました。
返答は少しショックなもので、DQは知的な遅れを測る指数ではないけれど全く関係ないわけでなくてDQが低い子は知的障害がある可能性が高いということでした。
この言葉がなかなかショッキングで、私の中でだいぶ自閉症に関する受容は進んできていたものの、知的な遅れについては全然受け入れられていなかったからです。
自閉症があっても知的障害がなければなんとかなると思っていたし、実際に立派に活躍している人もいっぱいる。なので知的な遅れはありませんようにとずっと思っていました。
息子の場合は今回の結果は本当の実力なのか判断がつかないので、まだ知的な遅れがあるかはわからないですが、今日の結果をどう受け止めていけばいいのか胸にもやもやが残りました。
今回の結果を踏まえて・・
・息子は不安が強いタイプ
・見通しをもたせることが大事
この二点を意識していこうと思います。
前回からどれくらい伸びたかどうかもわからず、もやもやした2回目の発達検査でしたがこのことがわかっただけでも良い収穫だったかなと思うようにします。
次回はまた1年後ぐらいに検査を受けて、その時に就学についての話もしていけたらなと思います。
次回の発達検査めっちゃ大事やん(汗)
今回は息子のかまって攻撃で心理士さんと落ち着いて話せなかったので、次回は絶対夫連れていく!
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