初めての発達外来

息子との歩み
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入園式が迫る中、加配の書類を貰うために息子を連れて発達外来に行きました。

幼稚園から加配の申請をするにあたり、医師の意見書のというものを提出して欲しいと言われていたからです。

病院に事前に電話で確認したところ、書類は診察後すぐに貰えるということだったのでよかったです。

発達外来は完全予約制で約2か月前から予約していました。

実は日頃からこんなにも発達の心配をしているくせに発達外来に罹るのは初めてでした。

なので加配の書類をいただくのと併せて、息子の発達の相談もすることにしました。

病院に行くのはなかなか勇気のいることで、まだ自分の中で曖昧にしておきたかったことが医師の指摘によって確定的になってしまうのが怖かったです。

しかし、いつかは医療に繋がらないといけないと思っていたので、この機会に勇気を出して病院に罹ることに決めました。

病院は幸運にも自宅から自転車で10分程と近く、小児科もやっているので元々そちらではお世話になっていました。ただ発達外来で行くのは初めてでした。

少し緊張しながら診察に通されると、最初に先生が息子に「お名前は?」「何歳?」などの聞き取りをしていました。他には「これとこれどっちが高い?」「同じポーズをしてみて」「紙に丸を書いてみて」など発達検査のようなものもしていました。

そして次は親の聞き取りがあり、日常生活での困りごとや家ではこれはできますか?など質問されて先生がひとつひとつチェックを入れていきました。

そして先生から突然衝撃の一言

お医者さん
お医者さん

加配の診断書には自閉症のため、加配が必要と書いておきますね。

え!?それってもう自閉症決定ってこと??

まさか初回でここまでぶっこんでくるとは思わなかったのでびっくりしました。

お医者さん
お医者さん

成長が全体的にゆっくりのためという書き方もできますが、自閉症と書いておいた方が支援が手厚いと思いますがどうしますか?

あずき
あずき

じゃあ、自閉症と書いてください・・(苦笑)

いや、もうそういうしかないでしょう。

あとは先ほどのチェックテストの説明をされて、全体的に発達に遅れ気味であることや、9以上あれば自閉傾向があるというチェックリストが息子の場合20でしたなどといろいろ説明されたのですが、正直あんまり頭に入ってきませんでした。

自閉症のテストも何て名前のテストなのか聞くの忘れた(笑)

最後に一番気になって仕方のないことを質問してみました。

あずき
あずき

自閉症っていうのはもう決定なんですか?

お医者さん
お医者さん

う~ん。まだ初診だからね・・。

まだ成長段階なのでこれから特性が薄まる可能性があります。

今の段階では診断名は気にしなくていいです。

なんともどっちつかずな曖昧な返事・・。あと、知的な遅れはまだわからないとのこと。

多分先生としてはまだあまり確証めいたことは言いたくないんだろうな。

でも私の解釈としては、もう自閉症であることはほぼ決定事項で、あとは特性がこれからどうなっていくかというところなんだろうなと捉えました。

まぁ、だから先生がこういう返事になってしまうのも仕方ないのかもしれない。
今までいろいろ調べてみて、発達の世界って一言では言い表せないし、本当に奥深いと感じたし。

ただ、これからどうなっていくかは分からないけど自閉傾向はあるのは確か。

なんかね、病院行く前はもしかしたら心配ないですとか、様子見でとか言われることを少しは期待してしまっていたんだよね。

でも今日病院に行って、はっきり診断を出されたわけではないけど、もうほとんど自閉症確定みたいなことを言われてしまってへこんだよね。

自分でも傾向はあるなと思ってはいたんだけど、いざ直接言われると結構くるものがある。医者の言葉って重い・・。

発達がゆっくりなことは受け入れていたんだけど、自閉症はまだ受け入れられてはいなくて、これからまたいろんなことをひとつひとつ受け入れていくんだろうな。

帰ってから幼稚園に自閉傾向があると診断されたことをさっそく連絡。

応対してくれた先生が優しくて沁みる。

病院に行ってから数日凹んだけど、幸いにも意外とすぐに立ち直ることができた。

今考えても仕方ないことは考えないようにしよう。

それよりも息子のためになることをひとつひとつこなしていこう。

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