保育園栄養士やめたい。円満退職する方法

雑記
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こんにちはあずきです。保育園栄養士は離職率が高く、人の入れ替わりが激しい職場です。長く続く人は続くし、合わない人はすぐにやめてしまうという印象です。私はなんだかんだ10年間同じ保育園で栄養士として勤めてきましたが、何度もやめたいと思った時期があるので待ったなしでとにかくやめたいという気持ちもとてもわかります。だけど少なからずともお世話になった職場は、できれば後腐れなく円満にやめたいですよね。今回は保育園栄養士をやめたいけどできれば円満にやめたいと思う方に向けての内容となります。

実際に私は2022年3月で保育園栄養士を退職しました。最終日は給食室のメンバー、保育士、子どもたちからもプレゼントをいただいたり、お別れの席を設けてもらったりして円満に退職することができました。

そんな私の経験も踏まえて保育園栄養士を円満退職する極意をお伝えしていきたいと思います。

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その前に・・。退職を切り出した私が修羅場に陥った話をします

円満退職の話を聞きたいのに修羅場ってどういうこと?!全然円満じゃないじゃん!と思いますよね。実は私、最終的には円満退職できたものの最初に退職の話を切り出したときはめちゃくちゃ揉めました。

私が本格的に退職を考えたのは息子の育休中でした。元々給食室のリーダーをやらせてもらっていたのですが、前々から私に全て頼りっきりな給食室のメンバーに嫌気がさしていて「きついな~」「やめたいな~」とよく考えていました。子ども産んでからは子育てで余裕がないのに責任感のあるリーダー業務なんてやっていける自信がなく、復帰するのがすごく憂鬱でした。

そんな時期にそろそろ家を購入しようかという話が出て、家を買うなら私の実家の近くの方がなにかといいのではという話にまとまったのですが、私の実家は職場から1時間半ぐらいであったため、子どもを育てながら通うのは厳しいかなということで家が決まったら退職して私は子育てに専念するという結論に達しました。

仕事を4月に復帰し、7月頃から家を探し始めて3月いっぱいで退職し、次の年の4月頃に引っ越せたらいいなとざっくりしたプランを考えており、そうと決まれば職場に迷惑をかけないためにもできるだけ早めに伝えようと思い、ちょうど復帰に向けての話で園に行く用事があったため、その時に園長先生に話しました。

給食室のメンバーはその時は厨房業務の真っ最中であったため直接伝えることができませんでした。いま思えばそれが大失敗でした・・・。

復帰間近の3月に職場の研修で久々に職場に出向くと、明らかに給食室のメンバーの様子がおかしいし、なんかめっちゃそっけない。なんだろう?私何かしたかな?ともやもやしながら園長先生に挨拶にいくと即座に園長先生に小部屋に呼び出される。

実は園長先生は私がこの1年で退職することを私が伝える前にすでに給食室のメンバーに話してしまったらしく、そのことでみんな怒っているので私の口からちゃんと伝えて欲しいとのことでした。ななななんですと!?

ただでさえ復帰する前って緊張してるのに、なんだんだこの最悪の事態は・・。あ~夢ならどんなにいいかと思いながらも、給食室のメンバーとの話し合いに突入。みなさん大変お怒りのようでめちゃくちゃに言われて心のダメージ半端なかったし、泣きました・・・。はい。

しかしよくよく聞いてみると給食室のメンバーが園長先生から聞いた話は、私が園長先生に話した内容と食い違っていることに気が付きました。給食室のメンバーは私が7月には家を決めて退職すると聞かされていたことが発覚!

7月から家を探すとは言ったけど7月にやめるとは言ってないのになと思いながら、確かに育休から復帰して3か月で退職するなんて聞かされりゃ、その怒りも当然だなと感じました。

とりあえず誤解を解き、3月いっぱいまでは勤めることと、引継ぎはしっかり行うことと、早めに後任を決めるということを伝えるとみんなひとまず納得してくれて、険悪な空気ではなくなりました。

それから退職するまでは一切気まずい空気になったり、揉めることもなく冒頭でお話ししたように無事に円満退職することができました。とにかくあの皆からフルボッコされたことがトラウマ過ぎて、無事に退職するその日までとにかく謙虚に周囲の怒りを買わぬように過ごそうと誓いました。円満退職したかったというよりは、そのように過ごしてきた結果が円満退職に繋がったといった感じでしょうか。

とにかく最悪の状況から始まった退職話でしたが、そこからどのようにして円満退職に持ち込むことができたのか、いよいよ本題に入っていきたいと思います。

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保育園栄養士を円満退職するポイント

いよいよ私が実際に行った円満退職の方法について書いていきます。それぞれの保育園によって状況は異なると思うので、参考にしていただき、自分にあったやり方で対応してください。

退職を決心したら早めに伝えましょう。伝える順番にも注意

保育園栄養士は1つの園に少人数しかいないため、突然欠員が出るのは致命的です。ギリギリの人数でまわしている職場の場合は給食の提供が間に合わず、園長や保育士に手伝ってもらう事態にもなりかねません。つまり準備期間を設けずに突然やめるのは職場に迷惑をかけてしまいます。なので退職を決意したらできるだけ早めに伝えましょう。

早めって具体的にどれくらい?という話ですが、職場で置かれている立場によって異なると思っています。例えば私のようにリーダーの立場であれば遅くとも半年前後輩という立場であっても3か月前には伝えましょう。

退職意志を伝える順番にも慎重になりましょう。まずは給食室のメンバーに伝えましょう。まずは一番身近で働いている仲間に伝えるのが礼儀であり、誠意が伝わると思います。

あと私の失敗例でも分かるように、先に園長等に伝えてしまい、退職するという話が本人が言うより先に別の人の口から耳に入ると、間違った情報が伝わってしまったり、相手に不信感を与えかねません。そうなることを避けるためにも先に給食室のメンバーに退職意志を伝えて、その後に園長に伝えましょう。

余談ですが、退職意志を伝えるときに本当の理由を言うべきか迷いますよね。夫の転勤、親の介護などそういった理由なら伝えやすいのですが、人間関係に疲れたとか、仕事自体が嫌気がさしたなどの理由は正直に言っていいものかと悩んでしまうと思います。

私の経験上退職理由は全部正直に話さない方が無難です。私も表向きの理由は自宅購入に伴う引っ越しでしたが、本当の理由はリーダーという責任感に疲れてきたというのが正直な気持ちでした。

後任は早めに決めましょう

退職意志を伝えたら後任のことを考えなければなりません。自分が退職した後に後任を決めると、残された栄養士は現場をまわしながら後任の指導も行わなければなりません。実際に私も経験したことがありますが、通常業務をこなすことに必死で後任指導をする時間がなかなか取れずに苦労しました。

残されたメンバーもそれをわかっているので後任を決めずに退職しようものならトラブルになりかねません。

求人を出してもすぐに人がきてくれるとは限らないので、できるだけ早く求人を出してもらいましょう。

私は5月には園長に頼んで栄養士の求人を出してもらい、7月には後任の栄養士が決定しました。保育業界は人手不足なので求人を出しても応募が来ないことも多い中、幸運にも思っていたよりも早く後任が決まりほっとしました。

年度途中退職は避けましょう

保育業界は年度途中退職はタブーとされています。それは保育士はクラスを持っているため、途中で担任が変更になったりすることはよくないとされているからです。栄養士はクラスを持っているわけではないので途中退職しても支障がないと言えばそうなのですが、保育園に勤める職員である以上、栄養士もよっぽどの理由がない限り途中退職はタブーとされている傾向があります。

そのため年度途中退職は非常にきまずい空気になるので、気持ちよく退職したいのであれば、できることなら3月いっぱいまで務めることをおすすめします。一般企業ならそんなことはないのですが、保育業界あるあるですね。

引継ぎはていねいに行いましょう

引継ぎはていねいすぎるくらいに行いましょう。私はリーダーだったので後任の指導も対応しました。残されたメンバーが困らないように、厨房業務や献立作成などスタンダードな仕事はできるように指導しました。後任にしっかり指導する時間が持てたことで、私が退職する頃にはもう新体制ができあがっている感じで、新年度をあわあわした空気でスタートすることもなさそうででした。自分がいなくても大丈夫という空気に持っていくことがポイントです。

自分の代わりにリーダーを引き受けてくれる後輩への指導もていねいに行いましょう。業務をわかりやすくまとめてみたり、わからないことはないか聞くなどして相手の不安を解消してあげましょう。

引継ぎを行うか否かは自分の立場によって異なります。自分が一番下っ端な場合とリーダーではやるべきことも違ってきます。リーダーであっても系列園からリーダー格の人が異動してきてくれる場合であれば、また状況も変わってくると思います。それぞれにあったやり方でOKです。

退職日まで責任を持って働きましょう

これは業界や立場に限らず全員に当てはまることです。どうせ退職するんだからと仕事の手を抜くと相手にすぐに伝わってしまいます。退職日が近づくにつれて仕事も減っていき、気が抜けていく気持ちがとてもわかるのですが、あえて人が嫌がる仕事を引き受けるなど、最後まで誠意を持って仕事に取り組みましょう。

私はやめるから後のことは関係ないという気持ちが垣間見えると相手の心は離れていきます。

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それでも今すぐやめたい!という方のために

保育園栄養士を円満退職する方法についてお話させていただきました。ここまでは円満退職というテーマだったので、何が何でもすぐにやめたい!という方には役に立たない話だったかもしれません。

しかし私は必ず円満退職をしなければいけないとは全然思っていなくて、揉めること覚悟で準備期間を設けずに退職するのも全然ありだと思います。労働基準法では2週間前までに退職を申し出ればOKなわけですし。

なので現状が辛くて今すぐにでもやめたいのに、無責任だから年度末まで我慢しようなんて思わなくていいと思います。あと健康面で不調があるならそれはすぐにでも退職するべきです

円満退職のために準備する心の余裕なんてない!明日仕事に行くのすら辛い!そんな時は退職代行業者を利用してみてはいかかでしょうか?

ジョブセルは弁護士監修の退職代行サービスです。法律で守られた労働組合が運営しているため、他業者と比べ違法性は一切ありません。ジョブセルでは本来なら本人の口から退職の意志を伝えることを理想としているため、依頼したからといって退職代行を無理に勧めるといったことも一切ありません。あくまでも依頼者の力だけでは退職が難しかったり、不安を抱えている方の退職のサポートをするというスタンスです。

最短で即日退職が可能で、依頼すれば出勤前の朝でも会社に行かなくてもOKです。
会社に一切連絡を取らずに退職することが可能で、退職届の提出、離職票の手続き、貸与品の返却なども完全サポート。

数ある退職業者の中では珍しく、保育士や介護士などの依頼が多数あり退職成功率100%という実績もあります。万が一退職できないことがあっても、全額返金保証がついているため、安心して依頼することができます。

ラインでの無料相談も可能です。

今すぐやめたいのにやめさせてもらえなかったり、自分の口から退職意志を伝えられない場合はとりあえず無料相談だけでも受けてみてはいかがでしょうか。

さいごに

さいごになりましたが、この記事が保育園栄養士をやめたいけどどうしようと悩んでいる人の助けになれば幸いです。ていうか、退職意志を伝えるのってめちゃくちゃ緊張しますよね~!退職=どうしてもマイナスにとられがちですし。でもそこを乗り越えればあとは突き進むのみです。応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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