自閉症の子には絵カードが効果的。
ネットで調べると必ず出てくるし、実際に勧められたこともあるのですが、いまいち使いどころがわからないし、絵カードって意味あるの?ってずっと思っていた。
前に自閉症をテーマにした「光とともに」という漫画を読んだ時も、確かに絵カード多用してたな。
だから、息子が自閉症かもって思ったときは、絵カードとか使った方がいいのかなと考えたこともある。
漫画だと例えばトイレに行きたい時に母親にトイレカードを渡してトイレに行きたい意志を伝えたりしていたな。あとは欲しいものを知りたいときに絵カードを選ばせることで伝えてもらうとか。
だけど息子はある程度言葉の理解はあったのでトイレに行きたいときは「トイレ!」と言葉で伝えることができる。
なので息子の場合自分の意志を伝える手段としては絵カードは必要なさそう。
あとは静かにする場面で「静かにします」という絵カードを見せて、適切な行動を教える使い方もある。
この方法は幼稚園でも時々してくれていたみたいなのですが、いまいち効果はないとのこと・・。
確かに言葉が通じる子にわざわざ絵カードを見せて何か意味あるのかな?と私も薄々思っていた。
そして絵カードはあくまで指示を伝えるためのツールだと考えれば、指示が伝わったとしても息子が静かにしたくないと思えばそれで解決はしないし・・。
ちょうど息子のおしゃべり問題に悩んでいた時に市の集団療育の先生にその話をしたところ、やはり絵カードを勧められた。
また絵カードか・・。
あとは息子はまわりの人の言葉にひっぱられやすいとも言われた。
つまりは周りの子がふざけて変な言葉を発すると、息子もつられてふざけてしまうという意味らしい。
確かにそれは私も思っていて、耳がいいからか周りの言葉を拾いやすく、些細な言葉を耳で拾って笑ったりして反応することが多い。
でもそれと絵カードということがいまいち繋がらなくて、参考程度に先生の話を聞いていた。
しかし、この先生の言葉がものすごくストンと納得できる出来事がおきた。
ある日の幼稚園で最近また絵カードを使い始めたことを教えてくれて、効果があるときもあるということを教えてくれた。
詳しく話を聞いてみると、現在は朝のお支度の時間の靴を脱ぐ、帽子を脱ぐ、鞄をしまう、手を洗うなどのルーティンをホワイトボードにそれぞれのアイテムの絵カード順番に並べて、それを見ながら行っているとのこと。
どうやら1学期は絵カードの意味がわかっていないことや、口頭でも割と指示が通っていたことから絵カードはあまり使用しても効果がなかったらしい。
しかし、二学期になると息子の興味対象が増大し、友達がしていることやその他いろいろなことにアンテナを張っている状態になり、口頭で指示をしても気が散っているからか、指示が通らないことが多くなっていたようです。
そんな時に絵カードを見せると、気が散っていても帽子の絵など視覚情報の方がダイレクトに頭に入ってくるため、やるべきことに気が向くようになったということ。
あとは「静かにする」などの絵カードも、悪気がない時に限っては見せることにより、今は静かにする時間などという事がすっと頭に入ってくるようになったようです。
その話を聞いたときに、以前市の療育の先生に言われた「周りに引っ張られやすい」「絵カードが効果的」という言葉がようやくつながりました!
今まで絵カードの効果をあまり実感できなかったけど、こういう使い方もあるのかと目から鱗でした。
幼稚園などは家と違って景色が目まぐるしく変わるし、どうしても気が散りやすい。そういった場所では息子の場合絵カードが効果的なのかもしれない。
あとはお友達とかいろいろなことに興味が出てきたのは単純に嬉しかったです。
あとは改めて視覚支援って大事なんだなと感じた。
確かに障害がない人でも口で言われるより、目で見た方がわかりやすいし、家庭でも少しずつ取り入れていけたらいいなと思います、
今回はあくまで息子の場合の話なので全ての人に当てはまらないとは思いますが、参考にしていただけたら嬉しいです。
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