1歳の息子がコロナ陽性に!そこから家族全員に感染した話

雑記
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どうもあずきです。未だに猛威を奮う新型コロナウイルス。自分のまわりでもちらほら感染者が出てきて、いよいよ目の前に迫ってきているなと感じていた矢先、ついに我が家にもコロナの魔の手が・・。今回は家族全員がコロナウイルスに感染してしまった話です。とても大変な事態に陥った我が家でしたが、ようやくみんな心身共に落ち着いてきたので今回の経験を忘れないうちに記事にしました。

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息子の保育園でコロナ陽性者が!そこから息子に感染

事の発端は息子の保育園にコロナ陽性者が出て休園になってしまったことです。今回が4度目の休園で、その中で息子が濃厚接触になったり、PCR検査を受けたこともあり、正直またか・・という感じで今回も大丈夫だろうと軽く考えていた自分がいました。いつもなら保育園で濃厚接触者を特定し、そこからPCR検査という流れでしたが、保健所が対応しきれないということで今回から濃厚接触者特定をすることはせず、体調に変化があった場合は各自で医療機関を受診し、検査を受けるようにという連絡を受ける。家庭内では特に対策をせずにいつも通り過ごしていました。

保育園に最後に行ってから3日後の昼、いつもの体調観察の一環で何気なく息子の体温を測ってみると37.0℃。子どもなので37℃ぐらい珍しくないことかもしれませんが、普段息子は低体温気味で35℃代の時もあるのでまさかコロナでは?と一気に嫌な予感が・・。

少し焦り気味な私でしたが、とにかく事情が事情なので一度病院で診てもらった方がいいと判断し、かかりつけの小児科に電話をして事情を話しました。37℃は子どもならよくあることなのでコロナとはすぐ判断できないし、検査をするのも医師が必要と判断したときのみになるが、とりあえず1度診察してみるので病院に来てくださいとのことでした。そこの小児科は午後の時間帯は発熱症状のある子どもを主に診察する時間としているらしくそのまま普通に来ていいとのことでした。とにかく診てもらえるということでとりあえずほっとしました。

念のため、保育園からもらった抗原検査キットも試してみたのですが、まず息子の鼻をぐりぐりして検体をとるということが無理!泣きわめくし暴れるし、あんなの1人じゃ無理です!一応試してみましたが検体がうまくとれていなかったから判定不可に・・。貴重なキットを1つ無駄にしてしまった・・!

病院に到着して診察を受けると、熱が37.5℃に上昇していました。それでもお医者さんは検査するか迷っているご様子。しかし、保育園で感染者が出ているという状況なので念のため検査をすることに。結果は1時間ほどで出るということでした。病院を出るときにどこにも立ち寄らないで帰るようにといくつか注意点などを説明をされ、病院をあとにしました。出口も入口とは違う場所を案内され、薬などは郵送してくださるとのことでした。看護師さんが「お母さんは体調悪くないですか?基礎疾患などはないですか?」と私の心配までしてくれて、人の優しさが身に染みる・・・。

なんとか家に辿り着き、この状況で発熱するってことは多分そうなんだろうなと・・諦めの境地になる私。これからのこともいろいろ考えなきゃなとかもやもやしていると病院から電話。陽性だったとのこと。やっぱりなと特に驚きもなく、医師や看護師が今後のことをいろいろ説明してくれるのを意外と冷静に聞くことができました。

そのあとはとりあえず保育園、職場、夫、実家・義実家など関係者に連絡を済ませました。特に職場には迷惑をかけてしまうことが気が重かったです。

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1歳児の隔離は不可能です!

幸い息子の症状はとても軽く、熱が37℃台であるぐらいであとは食欲もあり、夜も寝れていて、むしろ普通の風邪よりも症状が軽い印象でした。翌日に病院で電話診療を受けたのですが、お医者さんから見ても症状は軽そうだということでした。それは本当に本当によかったです。とりあえずほっとしました。

息子の感染が発覚してから私と夫はマスクを着用したり、息子のおむつ替えや食事介助したあと、食器を洗ったあとなどは手洗いとアルコール消毒をしたり、お風呂は息子は湯船に入らずシャワーのみ、タオルは小まめに変える、食事の机などをアルコール消毒するなど一応対策はしていました。もっと徹底すればよかったと思うのですが、潜伏期間中もうつすということなので、そう考えると息子が発症するまでマスクすらせずに普通に過ごしていた私はもうすで手遅れなのではないか・・?むしろ発症日当日息子が一度口に入れたみかんを息子が私の口に押し込んできましたけど!?みたいな具合ですでに感染は免れないだろうなと感じていたのでそこまで感染対策を頑張る気にもなれませんでした。まぁ実際予想通り感染したわけですが。

普通は同居家族にコロナ陽性者が出た場合、部屋を分けて隔離が基本だとは思いますが、1歳児にそんなことできませぇ~ん!まず隔離なんて無理!まだ言葉もあまり理解できていないのに隔離なんてされても本人は理解できないで泣き叫ぶだろうし、そんなのかわいそすぎる~!私が耐えられない!しかもオムツ替えとか食事とかお世話必須だし、うちの子は泣いたら抱っこしないと落ち着かないので密着しないわけにはいかないのです。そして部屋のものとかよだれのついた手であちこちべたべた触るのでもうウイルスにとっては最高の環境といいますか・・。

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そして家族全員コロナ感染

絶対瞬殺で感染すると思っていたし、息子の発症日から2日経過した朝になんかのどイガイガし始めるしこれは絶対黒だなと思い、最後のひとつの抗原検査キットを使用。ドキドキしながら結果を待つと陰性の表示。あれ?と拍子抜け。気のせいだったのか?それとも花粉症?いやいやでも私花粉症じゃないしなぁ・・。これで陽性だったら近所の発熱外来に電話しようかと思っていましたが、のどがイガイガする程度だしなぁ~。旦那に相談してみると「大丈夫じゃない?」とのほほんとした返事が返ってきました。その雰囲気にのまれて私も楽観的に考えてしまい結局その日は病院には行きませんでした。

結局それ以上は症状が悪化することもなく2日経過。やっぱり気のせいだったのかな?口あけて寝てたから喉が乾燥しただけなのかなと、息子の発症日から4日程経過していて、オミクロン株はだいたい2~3日で発症するとのことなのでもしかしたらこのまま逃げ切れるかもしれないとすら思っていました。しかしその日の晩に旦那が軽い咳をしていることに気が付き、一気に嫌な予感がしました。息子が発症してからずっと家から出ていないのに咳をする=絶対コロナやないか~!

翌日も咳をしていたので2人で検査を受けることを旦那に提案。「仕事休めないんだけど」と馬鹿なことをぬかす旦那を説得し、川崎市のHPで発熱外来をやっている場所を調べ受診してもらうことに。この病院行く行かない問題でなぜか夫婦喧嘩になるという・・。今考えても私は悪くないし、わたしの判断は間違っていなかったと思う。そのことについては後日旦那も謝罪してくれましたが・・。私はいまだに喉のイガイガ程度しか症状はありませんでしたが、同日の午後に同じ病院を受診して検査を受けることに。結果は当日の夕方に電話連絡がいくということでした。

私が病院から戻ると旦那はすでに寒気がするとかいって体調が悪そう。私もさっきよりものどのイガイガが増してきたような・・。これは心の準備をしといた方が良さそう。病院から連絡が来て夫婦そろって陽性とのことでした。ですよね~という感じで全く驚きはなかったです。息子の発症日から5日後のことでした。

息子の時と同様に直ちに関係者に連絡を済ませました。

陽性の連絡を受けたときはなぜか少しほっとしている自分がいました。というのは病院にいくほどではないけどなんとなく喉がいがいがするなという状態のまま息子の療養期間が明けて職場に復帰したときに実は私がコロナに感染していて職場の保育園にばらまいてしまったらどうしようとずっともやもやしていたのと、家族全員コロナなのだからもう家庭内で感染対策頑張らなくてもいいんだという気持ちからでした。これで逆に私だけ陰性とかじゃなくてよかったなという謎な心境に陥りました。

症状の経過。軽症なのだろうがしんどかった

同じコロナウイルスでも家族全員微妙に症状が異なりましたが、全員軽症の部類だったと思います。

息子に関しては熱は36℃後半~37℃後半を2~3日いったりきたりする感じで、発熱の症状がなくなると咳と鼻水が少々出てあとはそのまま完治といった感じでした。食欲もあり、機嫌も悪くなく、普通におもちゃで遊んでいました。息子が軽症だったのが本当に不幸中の幸いでした。

旦那は病院になった日の午後には体調がどんどん悪化していき、リモートでの仕事を定時で終えた瞬間にベッドに倒れこみました。その後5日間は体の怠さと咳、発熱が続いていました。熱は最高38℃台後半で最初の3日ほどは高めの発熱が続き、残り2日は微熱といった感じでした。本当に寝込んでいたのは3~4日ぐらいで、6日目にはリモートワークで仕事にも復帰していました。ただ最後まで咳は根強く残っていて10日の療養期間を終えても咳は完全に治りきっていませんでした。

私は発症した日の夜までは比較的元気で旦那がぶっ倒れている中、息子の食事やお風呂、寝かしつけなどは問題なくこなすことができました。しかし息子の寝かしつけを終えて一息ついたところでみるみる体が怠くなっていき、喉も痛くなってきたような気がして21時には倒れるように就寝しました。体調もどんどん悪化していきその日は寒気と頭痛と下半身の怠さと発熱で夜中に何度も目を覚ましました。さっきまでは元気だったのに突然の悪化具合にこれがコロナかとびっくりしました。普段あまり体調を崩すことはなく、発熱するのも久しぶりで久々のしんどさという感じでした。例えるなら遥か昔にかかったインフルエンザに風邪症状がプラスというのが近いかなと感じました。次の日の朝は体調が最高に悪く、動くことができずに息子は旦那にまかせて10時ぐらいまでベッドで死んでました・・。まったく食欲もなく朝食もゼリーのみ。熱は最高38℃台前半ぐらいでインフルよりは低めかなという感じですが、なかなかしんどかった。少し寝たらましになったので旦那と育児をバトンタッチし、我慢できずにロキソニンを服用。息子と一緒にお昼寝していると薬が効いてきたのか目を覚ました時には体がだいぶ楽になっていました。食欲も出てきました。喉の痛みはあまりなく、咳もありませんでしたが、夜になると薬の効果がきれたのか再び体が怠くなり、ロキソニンを飲んで就寝。

発症2日目の朝は発熱はありませんでしたが喉が少し痛いなと感じました。怠さは少しましになったような気もするけど少し寒気がしました。そしてなぜか旦那も私もお腹の調子が悪く下痢気味。これはコロナのせいなのかインスタント食品を食べすぎたせいなのかよくわかりませんが(笑)

発症3日目、この日も熱はありませんでしたが朝起きたらのどの痛みがあきらかに増していてつばを飲むと結構痛い。しかし倦怠感はなくなり、寝込まなくても家事などはできるほどに回復。

発症4日目、喉の痛みは少しましになったように感じましたが、痰が出始め、それを出そうとして咳が出る感じでした。そして声がガラガラでやばい。

発症5日目、喉の痛みが嘘のようにほぼなくなる。しかしねばっこい痰が絡んで気持ち悪い。

発症6日目、痰が絡んでそれを出そうとすると時々吐き気がする。だけど痰が落ち着けばもう完治という感じです。

その後はだんだんと痰も少なくなり、無事に10日の療養期間を終えました。本当にしんどかったのは最初の2~3日という感じであとはわりと普通に過ごしていました。総合して旦那よりも回復が早かったように感じます。とにかく家族全員軽症で済んで本当によかったです。

保健所の対応など

息子が発症した時はその日の夜には保健所から電話をくれたり、翌日にはパルスオキシメーターをドアノブにかけておいてくれたりとてもていねいな対応だなと感じました。びっくりしたのは3日後に息子あてに大きい段ボール箱1個が届き、開けてみると8日分のインスタント食品やお菓子などの食料が入っていたことです。食料だけなくティッシュやトイレットペーパーなども一緒に入っていました。内容は大人用のものでしたが普通に嬉しかったです。

私と旦那が発症した時は保健所からの電話もなく、ショートメールのやり取りのみ。食料も届きませんでした。あとから知ったのですが5歳以下の子どもや60歳以上の高齢者のみに電話連絡や食料配達などの対応をしているとのことでした。そりゃ全員にていねいな対応できないですよね。

療養期間中は毎日体調確認を保健所に報告する必要があるのですが、息子の時は神奈川県療養サポートというラインアカウントを友達登録して毎日体調確認のメッセージが届くのでそれに返信するという感じでした。息子は当然スマホを持っていないので私のスマホから返信していたのですが、途中で私も陽性になり、ラインはすでに息子の体調の確認で使用しているので私自身の体調確認はどうすればいいですかと療養サポート窓口に電話をするも常に通話中で一向に繋がる気配なし。仕方ないのでそのまま放置していたのですが、3日後ぐらいにショートメールの方にラインではない別の体調確認用のフォームが届きました。しかしそれも届いたり届かなかったり、ちゃんと送信したのに体調確認送信してくださいと機械音の電話が来たりなど、システムとして微妙だなと感じました。

保健所から特に指示がなければ自然に療養期間終了です。あっさりしたものですが、そうせざる負えないのだろうなという印象。保健所のみなさん本当にお疲れ様です。

食料と解熱剤の確保は必須

10日間の療養期間中は当然ながら外出禁止です。息子のみ発症の時はまだ濃厚接触者の扱いでしたので買い物などはしてもOKとのことでしたが、夫婦で感染してしまったので家族全員自宅に缶詰め状態でした。

息子の感染がわかった時にこうなることは予想できていたので、旦那に日持ちする野菜やレトルト食品、冷凍食品などを買ってきてもらうようにお願いしました。解熱剤は家にたくさんあったので買わずにすみました。

家族全員感染した際は仕方なく実家の家族に泣きつき、食べ物を玄関の前に置いて帰ってもらいました。その時は体調悪化で料理ができなくなるかもしれないことを考慮し、ゼリーやフルーツ、パンや肉まんなどすぐに食べられるものをたくさんお願いしました。あと息子のおやつがないのは死活問題なのでそれもお願いしました。

案の定、最初の2~3日はしんどくて料理はできなかったのでレトルト食品などがとても役に立ちました。神奈川県から届いた食材も大活躍で特にレトルトの親子丼がおいしかったです。あとは長い療養生活になるので大人のお菓子やジュースなどがあると励みになります。

体が辛い中の育児はしんどかった

何より辛かったのは、体が辛くても息子のお世話をしなければいけないことです。自分一人でずっと寝ていられるのならそこまで辛くなかったかもしれませんが、親として息子にご飯を食べさせないわけにはいかないし、お風呂だっていれてあげなきゃいけないし、遊び相手になってあげなければいけません。息子は普通に元気でずっと動きまわって、かまってかまって攻撃だったので夫婦で同時に休むことは息子が寝ているときのみで、あとは交代で横になりながら息子の面倒を見る日々でした。本当に夫婦2人で体調崩すものではないなと心から思いました。

比較的元気になってからは息子を外で遊ばせてあげられないことや、職場に迷惑をかけているという罪悪感など精神的にしんどくなってしまう日もありました。家にずっといるとなんだか時間を無駄にしているような焦燥感に襲われたり、どうってことない映像をみて泣きそうになったり、今思えば少し病んでたのかなと思います。仕事に行けないので自然と寝る時間や起きる時間も遅くなって生活リズムも乱れていたし、太陽の光も洗濯のときしか浴びないし、逆に不健康な生活だったような気も・・。

さいごに

療養生活を振り返ってみると10日間ってすごい長いなと感じました。前半は体が辛いので余計なことを考える暇はないのですが、後半になって体調がよくなってくると体は元気になっているのに何やってるんだろう?とさぼっているような感覚に陥りました。私は家族がいるのでまだ話相手がいるからよかったですが、1人暮らしだったらなかなか辛いものがありそうです。まぁ軽症だったからこんな呑気なことが言えるのでしょうが。

今となってはコロナもさほど珍しい病気ではなくなったし、オミクロン株は比較的軽症とか言われてたのでさほど焦ることもありませんでしたが、改めて家族全員が軽症ですんで後遺症などもなく本当によかったなと感じました。

これからコロナはどうなっていくのでしょう。新しい株も出てきてるとかいうし、いつになったら終わるのか・・。息子が幼稚園に入る頃には落ち着いていることを願います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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