こんにちはあずきです。
そろそろ赤ちゃんのコップ飲みの練習をスタートさせようかなと思っても、何から始めればいいかわかりませんよね。自分自身もどうやってコップ飲みを習得したのか覚えていないですし(笑)
今回は赤ちゃんのコップ飲みの習得方法について、私の経験も交えながらまとめてみました。
コップ飲みの練習はいつから始めて、いつまでに完了?
離乳食の進み具合や、個々の成長スピードにもよりますが、目安としては離乳食が2回食になる、7~8か月頃が目安とされています。
しかし、あくまでも目安なので焦って始める必要はありません。こんな記事を書いているのに恥ずかしい話ですが、私の息子はコップ飲みを習得した時期は遅めでした。
ストロー飲みの練習を始めたのも7か月頃で、ストロー飲みを習得してからコップ飲みの練習を始めたので、本格的にコップ飲みの練習を開始したのは1歳前ぐらいでした。そしてコップ飲みを習得したのは1歳3か月頃だったので、少しゆっくりだったかもしれません。
そして、いつまでにコップ飲みができていればいいのかという目安についてですが、1歳6か月頃とされています。母子手帳の1歳6か月のチェック項目にコップ飲みができますか?という項目があります。
コップ飲みを始める前のステップは?
我が子の場合は哺乳瓶→ストロー→コップ飲みというステップを踏みました。コップ飲みを習得する前にストロー飲みをするのは歯並びによくないという情報もありますが、私の場合は息子が0歳から保育園に行っていて、コップ飲みができるまではストローマグを自宅から持参というルールでした。入園児は8か月だったので、さすがに8か月でコップ飲みを覚えさせる自信はなく、ストロー飲みの練習から始めました。
今のところ歯並びが極端に悪いなどといったこともないです。しかしできることなら時間と手間はかかるかもしれませんが、哺乳瓶→コップ→ストローの方が口腔環境の観点では望ましいのかな感じます。しかしそれぞれの家庭の事情もありますし、そこはそれぞれの考えでOKだと思います。
スパウトは必ず必要?
スパウトってごご存知ですか?スパウトとは赤ちゃん用マグの飲み口の種類です。哺乳瓶からストローに移行するまでの間に使うもので、哺乳瓶とストローの中間のような形態です。吸い口は幅の広い乳首ような形をしていて、小さな穴があいているため、傾けると自然の飲み物が出てきます。生後5~6か月ぐらいから使用します。
うちの場合はスパウトを使用せずにストロー飲みから練習しました。理由はせっかく購入したのに結局赤ちゃんが使ってくれずに無駄になった、スパウトを使用しなくても問題なくストロー飲みを習得することができたなどの先輩ママたちの意見を参考にしたからです。
必ずしも必要なアイテムではないかのかなと思うので、赤ちゃんの様子をみながら必要に応じて購入すればいいのではないかなと思います。
ストロー飲みの練習方法
- 最初は紙パックのストローで練習
- 紙パックのストローで吸い上げることを覚えたら、ストローマグなどに移行
最初からストローマグなどを使用しても赤ちゃんはストローでうまく吸い上げる感覚が掴めません。それに比べて紙パックの飲料は紙パックを少し押しただけで吸い口に飲み物が出てきます。最初は紙パック飲料のストローを咥えさせ、大人が指で軽く押して、赤ちゃんにストローは飲みものが出てくるものということを教えてあげましょう。
紙パックで吸えるようになったらストローマグに移行しましょう。徐々に上手に吸えるようになっていきます。
コップを使った練習に入る前に
これは私の息子にも試した方法ですが、いきなりコップ飲みに移行するのではなく、まずは飲みものを啜る練習をします。啜る練習するために使用するもの、それはれんげです。
れんげに水を入れて、赤ちゃんの口元に持っていきます。このとき赤ちゃんの顔の角度が上を向いているとただ水を流し込むだけになってしまうので、必ず赤ちゃんの顔を斜め下に向かせてから練習しましょう。水をすすることを覚えたら、だんだんと連続飲みができるようになります。
もしもれんげだと厳しいようであれば最初はスプーンを使用しましょう。
コップ飲みの練習方法
いよいよコップ飲みの練習に入ります。コップは赤ちゃんが持ちやすい取っ手付きの物を選びましょう。最初は両手マグがおすすめです。
- 赤ちゃんにコップを見せてコップに興味を持たせる
- 親がコップで飲みものを飲む真似をして見せる→コップは飲みものを飲む物だということを教える
- 最初は親がコップを掴ませてコップを飲みやすい角度に傾けてあげる
- 1人で飲ませてみる
最初はうまく飲めずにこぼしてしまうかもしれませんが、毎日続けていくことにより赤ちゃんも覚えていきます。ちなみにコップの水の量は少なすぎると傾ける角度が大きくなり、なかなか水を飲めないので思い切って多めに入れることがおすすめです。
コップ飲み練習をするときの環境
- ビニールシートなどを敷く
- お風呂に入る前に練習する(服が汚れてもすぐお風呂に入れるため)
- お風呂で練習する
- 時間や気持ちに余裕があるときに行う
- 水や麦茶で練習する(虫歯予防、こぼしたとき掃除がしやすい)
コップ飲みの練習は飲みものがこぼれるたびに掃除をしたり、親の方もなかなか根気が必要です。できるだけ掃除等の手間が省けるような、ストレスのかからない環境で行いましょう。また急いでいるときに行うと、赤ちゃんも急かされてしまうし、親の方も余裕のなさでイライラしてしまうので、時間に余裕のある時にじっくり行いましょう。
赤ちゃんに1人で飲んでもらいたいけど、部屋を汚されそうで勇気が出ないという場合は、お風呂で練習するのがおすすめです。
コップ飲みの練習は焦らず根気強く
コップ飲みの習得には根気が必要です。失敗して飲みものをこぼしてしまうこともあると思いますが、決して叱ったりせずに、今日は失敗しちゃったけどまた明日頑張ればいいやと気楽な気持ちで行いましょう。親の方が疲れていて、気持ちに余裕が無いときは、無理をせずに今日はお休み!と割り切ってしまいましょう。
赤ちゃんがコップ飲みを覚えるまでのストーリーって本当にそれぞれで、すんなり飲めるようになる子もいれば、時間がかかる子もいます。時間がかかる子でもコツさえ掴んでしまえばある日突然一人でコップでぐびぐびと飲みものを飲んでいたりなんてこともあるかもしれません。
もし長時間同じ練習方法でやっていても全然うまくいかないなんてことがあったら、それは赤ちゃんに問題があるわけではなくて、練習方法が合っていないのかもしれません。別の切り口で練習してみたら案外短期間で上達するなんてこともあります。
赤ちゃんがコップ飲みができるようになるまでの過程も楽しみつつ、それぞれにあったペースで、赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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