保育園栄養士が妊娠したら現場はどうなる?産休・育休は取れるの?保育園栄養士の妊娠中の働き方について

雑記
スポンサーリンク

こんんちはあずきです。現場仕事がメインの保育園栄養士ですが、女性が多い職場なので当然結婚をして子どもを持つ人もたくさんいます。しかし、現場仕事は立ち仕事や力仕事が多いため、妊娠したら仕事をこなすことができるのか不安に思いますよね。私も実際に保育園栄養士として勤めていましたが、その中で産休・育休を取得し無事に出産することができました。

今回は保育園で勤める栄養士が妊娠したら現場の仕事はどうなるのか、気を付けるべきことなどを私の実体験を交えながらお話していきたいと思います。

スポンサーリンク

妊娠がわかったら厨房メンバーにはすぐに伝えましょう

これはとても大事なことです!間違っても何かあったら嫌だから安定期を迎えるまでは黙っていようなんて絶対やめてください。

なぜなら現場仕事は力仕事が多いからです。安定期に入るまでの大切な時期に重いものなどを持つのは危険です。力仕事はなるべく避けながら仕事をしたとしても、事情を知らなければたださぼっているだけのように見えてしまい現場の空気が悪くなってしまう可能性もあります。

逆の立場であっても私ならそのような事情があったらすぐに教えてほしいです。何かあってからでは遅いからです。

なので妊娠が分かった時点ですぐに厨房メンバーには妊娠していることを伝えましょう。同時に「重いものなどを持つ作業はお願いしてしまうと思いますがすいません。」などと一言添えておけば、元々の人間関係がいい職場であれば皆快く応じてくれると思います。

まずは厨房のメンバーに伝えて、次に園長、他の特に親しくない保育士などには安定期になってから伝えるのがベストかなと思います。

スポンサーリンク

妊娠中の現場仕事はどうすればいい?

妊娠中はつわりがあったり、貧血があったり、お腹が大きくなってきたら動きにくくなったりなど万全な状態で働くことができなくなります。特に食品を扱う仕事なのでつわりがひどい人にはとても辛いですよね。

私の場合はお腹が大きくなるまでは現場仕事はセーブしつつもできる範囲で行っていました。例えば重いものは他の人に持ってもらい、野菜を切ったり、クッキー生地を丸めたりなど体に負担のかかりにくい作業をしていました。つわりが酷いときは少し現場を抜けさせてもらい、落ち着いたら厨房に戻るなど、体と相談しながら働いていました。

妊娠6か月頃になるとお腹の膨らみが目立ってきて、白衣のズボンもきつくなってきて動き回るのが辛かったので事務仕事を中心にやらせてもらいました。それぞれの現場によって事情は様々だと思いますが、可能であれば事務仕事など極力体に負担のかからない働き方ができればいいですよね。

おかげで無事に何事もなく産休に入ることができました。職場には迷惑ばかりかけてしまいましたが、皆嫌な顔ひとつせずに受け入れてくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

スポンサーリンク

自分が抜けた穴はどうすればいい?

妊娠中はどうしても体調不良で欠勤したり、なんとか出勤はできてもその日の体調によっては立ち仕事が厳しいときもあります。あとは産休・育休中には必ず長期のお休みをいただくことになるのでどうしても現場に負担をかけてしまいます。しかしどんな状況であっても給食は提供しなくてはならないし、自分が現場に立てない分、自分が抜ける穴をどうするべきかを考える必要があります。

欠員を補う方法としては以下の方法などがあります。

  • 正社員の人数を増やす
  • 産休・育休の間だけ臨時で働いてもらえる人を雇う
  • 系列園から応援に来てもらう

私の場合は元々正社員が2人でただでさえ忙しい状態でした。妊娠する前から、この職場で妊娠したら仕事が回らないと思っていたので、結婚して子どもを考え始めたタイミングでもう1人正社員を補充してもらうようにお願いしました。育休が明けても子どもの体調不良で欠勤することが多かったので、人を増やしてもらって本当によかったです。

もちろん現場によって状況はそれぞれなので、元々人員に余裕がある現場は特に人を補充しなくてもいい場合もあると思います。

産休に入るまでに気を付けること

とにかく感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

仕方ないことではありますが、妊娠中は職場にどうしても迷惑かけてしまうことが多いと思います。自分が現場に立てない分を他の誰かが補ってくれているということを忘れてはいけません。

私は感謝の言葉を口に出すように心がけたり、時々コンビニなどで飴やチョコレートなどを買って配ったりなどしていました。

産休に入る前も菓子折りなどを持参し、きちんと挨拶をするのを忘れないようにしましょう。

あとは産休に入るまでに職場のためにできることはやっておきましょう。私は恐らく私が抜けると事務仕事をやる時間がなかなか取れないのではないかと思ったので、1年分の献立をたてていきました。できるだけ自分が抜けることによる周囲の負担は軽減しましょう。

さいごに

保育園栄養士などのような現場の栄養士は、その仕事の特殊さから気軽に産休・育休が取りにくい職種かなと思います。しかし産休・育休を取る権利は誰にでもありますし、そういう体制が整っている職場や、もしくは自分できちんと準備をすれば、妊娠して子どもを持っても働くことができます。

なかには保育士は産休・育休を取れるけど、栄養士は妊娠したら退職してもらうという酷い保育園もあるそうな・・。なので栄養士が産休・育休を取った実績のある保育園の方が働きやすいのではないかなと感じます。

さいごになりましたが、私の経験が誰かのためになってくれれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました